第3回小口研OB会

ー秋山先生還暦を祝うー

 6月最終日曜日、日差しは、もう夏そのもの!梅雨は、もう明けてしまったかと思わせるほど、都会の昼下がりは、容赦なくアスファルトを焦がしていた。騒音の中、井の頭線と東横線、JRと乗り入れているターミナルは、学生時分の思い出とはかけはなれて、ただ騒々しいだけだった。いや、正確にいうならば、ほとんど、変わっていなかったのかもしれないが?。そんな中、懐かしいたたずまいをみせる一角に、小口研OB会の会場であるロシア料理ロゴスキーがあった。一歩はいると、なぜか昔懐かしい雰囲気が漂い、一瞬にして、外の暑さを忘れさせてくれた。それは、冷房のせいだけではなく、これから始まるOB会への期待からだろうか?懐かしい顔が次々と目の前に現れる、小口教授、秋山先生・・・・・、ひさびさの再会は、長い時の流れを感じさせずにはおかなかったが、不思議なもので、時計の針が逆戻りするように学生のときの自分に次第に、もどっていくのがわかる。久しぶりに交わす会話は、学生時代と現在とが入り交じるが、いつもの飲み屋の会話と違い開けっぴろげな気兼ねないものとなっていた。卒業後、それぞれに過ごしてきた時がいい形で、人生に深みを増し、社会において、責任ある立場で、リーダーとして、それぞれの分野において活躍していても、ここでは、すでに学生時代に戻っている。学生時代には、なかなか話せなかった先生方と今はざっくばらんに話をしている。学生時代のこと、大学のこと、仕事のこと・・・・・ロシア料理のそっちのけで話しは盛り上がりあっという間に終わりの時が近づいてきた。そろそろメインへ、今回の会の目的は、実は秋山先生の還暦のお祝いであり、締めくくりとして、卒業生を代表して第一期生の大森さんより記念品が贈呈された。秋山先生も、外見からは、まだまだお若いと思っていたのですが、還暦を迎え学生時代が遠いものになっていたことを改めて実感させられました。さて、次回は・・・・・・・・・・・・・・・・ ということで、日曜日の午後の一時が過ぎていきました。その後は、家庭へ二次会へと それぞれの途につきました。今回は、急な開催となってしまい人数がなかなか集まらなかったが、小口教授、秋山講師そして、忙しい中、都合を合わせられこられた方々にこの場を借りて感謝致します。また、日程的に周知期間等をとれなかったため、参加されたくても来られなかった方々に、幹事として至らぬ点が多々あったことをお詫び致します。


細野 清文(計測83年卒)