中松先生逝去

 工学部電気工学科計測制御専攻元教授 中松喜雄先生が病気療養中の処、薬効なく八月一日未明に御逝去されました.享年八十六歳でした.葬儀は八月五日 目黒の大円寺にて営まれました、システム制御工学科(旧計測制御専攻)の先生方や卒業生が多数参列し弔意を表しました.中松善雄先生は計測制御専攻発足初期に制御工学の教授として就任され退官されるまで十四年間に制御工学や制御機器などの講義を行い、また卒業研究など熱心に御指導くださいまして本学の計測制御の発展に多大なる貢献を果たされました.中松先生は学生達と酒をくみかわしながら議論をされるのが大好きで多くの学生達に慕われました.退任後も多くの卒業生達が先生の御自宅を訪問し酒をくみかわしており、そのことが唯一の楽しみの如く語っておられました.謹んでご冥福を祈りします.