システム制御工学 渡辺研究室

渡辺先生の著書が刊行されました PDF 印刷 Eメール
  
2010年 3月 23日(火曜日) 15:23

2010年3月18日に「カントがつかむ、落ちるリンゴ ―観測と理解―」をオーム社から出版致しました。

当初は「計測学」の体系を模索し、「計測」とは「何のためにあるか」を考えているうちに、カントの認識論に出会い、カントと5年間格闘し、結果として「観測と理解」にテーマが広がりました。そのため、なかなかまとめきれず構想から十余年たってしまいました。この図書をもって私のライフワークにするつもりでしたが、この本を書き終えてようやく自分の言葉で「カント」を語ることができるようになった程度で、まだまだです。この図書の後半はカントの認識論の構造に基づきつつも「計測」、「測定」、「モデリングのための数学」、「自然現象のモデリング」と自分の専門分野にどんどん接近し、個別テーマが串団子状態になっています。しかし、カントの認識論を串の軸に、「観測と理解」のテーマのもとで一つの体系化を目指したつもりです。是非、目を通して頂きご批判をいただければと存じます。

どこでも入手可能と思いますが、ウエブサイト

http://ssl.ohmsha.co.jp/cgi-bin/menu.cgi?ISBN=978-4-274-20850-8

のオーム社のHP内から、この図書の紹介ページに入れます。このサイトからお申込みいただければ、ネットからご購入の注文ができます。何卒宜しくお願い申し上げます。このウエブサイトから内容の詳細な目次が読めます。

最終更新 ( 2010年 3月 23日(火曜日) 15:43 )
 

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