自律走行車とは、人が運転しているかのように制御された無人車両であります。
近年、最先端の情報通信技術を用いて人と道路と車両とを情報でネットワークすることにより、交通事故、渋滞などといった道路交通問題の解決を目的とした高度交通システム『ITS(Intelligent Transport System)』が話題となっています。 このITSプロジェクトの一環として、自動運転、ナビゲーションの高度化、安全運転の支援などの開発分野の研究を行っています。

渡辺研究室では自動車を模した複数のセンサを搭載した電動車椅子により自律走行車を実現しています。
このベース車両を基に、白線検知を行うレーンキープ走行やレーザーレーダを利用した追従走行、またDGPSを利用したナビゲーション走行などの研究をしており、これらの成果を試すため我々は、毎年IGVC(Intelligent Ground Vehicle Competition)に参加し、実績を残しています。

･オムニカメラを利用した屋外自律走行車両の開発

･画像処理による速度計

･自律走行型清掃車両の開発

･レンジセンサと全方位視覚センサを用いた人追従走行システム

･D-GPS、車載 Local sensors のハイブリッドセンシングによるナビゲーション走行


これらの最先端のテーマを研究し、毎年学会発表もしています。