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 Acoustic Engineering
迫力のあるサウンドコントロールを求めて

 皆さんは、オーディオやパソコンのスピーカボックスに穴が開いているのを見たことはありませんか?実はあの穴はヘルムホルツの共振原理を使って重低音を強調しているのです。
 音響班はこの穴の大きさをモータを使い音楽に合わせて自動調整し、これまでに聴いたことのないような迫力のあるサウンドを実現させるべく、日々研究に取り組んでいます。



次世代型スピーカシステム“歌姫ロボット”の開発

 音響班では、スピーカボックスの共鳴口(穴)に可動式の音響機構を取り込み、それをモーターにより音楽に合わせてリアルタイムにコントロールすることにより、これまで実現できなかったサウンドコントロールの限界を超えることを最大の目標にしています。
 現在3種類の歌姫ロボットを開発中!これらのロボットはこれまでの聴覚のみによる音楽の楽しみ方に加え、視覚的にも楽しめる側面があります。簡単に言えば、音楽に合わせて口がパクパクするロボット“歌姫ロボット”を製作しているってことです。


バスレフ型スピーカシステム ラビリンス型スピーカシステム 音響管型スピーカシステム

今、“感性”が注目されている!

 科学技術がとてつもない勢いで発展した20世紀においては、技術や性能が優先され、人間の感情は蔑にされる傾向がありました。そんな中、物が溢れ、飽和した現代社会において、人間の感性を大事にしようという動きが世界各地で起こっています。人間がどのように感じ、どうしたいのか、人間にとって最も良い環境とは・・・。正に人間、人類を中心においた考え方であります。一見どうでも良いように思われることこそ、人間にとっては重要なことなのです。人間の感性が欲する飽くなき好奇心を、我々はとことん追及していきます。


“歌姫ロボット群”

研究担当者からのメッセージ

 本研究の目的は、音響工学とロボット工学のフュージョン、つまり融合であり、それにより生まれる全く新しいもので、人間の感性の追求に応えることであります。音や音楽が好きであり、そして人間の感性を大事にし、“遊び心”を忘れない無邪気なチャレンジャーを大いに歓迎します。


法政大学工学部システム制御工学科 渡辺研究室 音響班

Copyright (c) 2003 Watanabe Labolatory

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